ハイレジ浴槽塗装

浴槽塗装のお勧め

毎日使う浴槽は、時間の経過とともに徐々に消耗していきますね。経年劣化は致し方ないことです。

 ▼水垢、湯垢の付着
 ▼水道水に含まれるカルシウムなどの固着
 ▼喫水線付近、喫水線より下部の変色
 ▼ホーロー浴槽のザラツキ
 ▼欠け、ひび割れ、キズ付き

SGリペアサービスでは、このように劣化した浴槽を取り替えることなく再生するハイレジ浴槽塗装をお勧めしています。

⇒ ハイレジ浴槽塗装詳細

ホーロー浴槽塗装

ここで問題となるのが、このような劣化が進んだ浴槽をどうするかですね。取り替えるのか、そのまま使い続けるのか・・・・・・。

特にホーロー浴槽や人工大理石浴槽は周囲がタイルで埋込型スタイルが多いのが現状です。浴槽だけを簡単に取り替えるわけにはいかないのです。鋳物ホーロー自体、重量が100kg以上あるものもあります。周囲のタイルをはつり壊しての工事となります。当然ながら費用もかさみます。

住宅リフォーム現場で徐々に浴槽塗装が取り入れられるようになりました。ここでは浴槽塗装の工事とはどのような事をするのか、外壁塗装や一般の塗装とどう違うのかを簡単にご説明します。

■浴槽塗装の対象となる浴槽の種類

1.FRP浴槽

ユニットバスなどで一般的に使用されているプラスチック系の浴槽です。ポリエステル樹脂をガラス繊維に含浸させ強度を高めた浴槽で、表面がゲルコートと呼ばれる仕上げ層でおおわれています。劣化すると変色、細かなひび割れ、欠けなどが発生します。

FRP浴槽塗装

2.FRA浴槽

FRPの高級タイプです。アクリル樹脂の浴槽で、ジェットバスやジャグジーバスなどでよく使用されています。FRPと同様に劣化すると変色、細かなひび割れ、欠けなどが発生します。

3.人工大理石浴槽

FRPはポリエステル樹脂をガラス繊維に含浸させ固めていますが、ポリエステル樹脂を型に流し込み固めた厚みのある浴槽です。タイルなどで外側を外装した埋込型の浴室浴槽となります。劣化すると変色のほかブリスタと呼ばれる特有のフクレが発生し、そのまま使用を続けるとフクレが破裂して破裂箇所が皮膚に刺さり浴槽として使用するには適さなくなります。

4.ホーロー浴槽

ホーロー浴槽には鋳型にホーロー質を流し込み焼付けした鋳物ホーローと薄い鉄板にホーロー質を焼付けした鉄板ホーローとがあります。鋳物ホーローは高級浴槽として使用されていますが、100kg前後の重量がありますのでそもそも設置工事自体が大がかりなものになります。その点、鉄板ホーローは軽く、浴槽のほかにも洗面の手洗いボールにも使われています。ホーロー浴槽の一番のダメージは裏側の下地となる鉄板がサビて表面のホーロー質をも破壊してしまうことです。表面までサビが出てしまうとほぼ穴が開いていると思っていただいて結構です。穴が開いてなくとも下地の鉄板はスカスカ、ぼろぼろの状態です。

ホーロー浴槽塗装

5.ステンレス(カラーステンレス)浴槽

バランス釜が多く使用されていた頃、このステンレス浴槽がアパートなどで広く使用されていました。スチールですから一番長持ちします。ただシルバーの色合いが冷たさを感じさせるということで、徐々にカラーステンレスに切り替わってきました。同じステンレス素材ですが、製造工場で焼き付け塗装を行い出荷されます。塗装をしますから様々な色合いに仕上げることができます。

その他に、温泉場にある天然石材を使用した浴槽や、ヒノキの木材の浴槽、あるいは街の銭湯にあるようなタイル張りの浴槽があります。このような浴槽は業務用として使用されていますのでここでは解説いたしません。

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■ 浴槽塗装で使用する塗料

浴槽塗装で使用する塗料は、浴槽塗装専用に開発された塗料です。それ以外の塗料を使用すると間違いなくエラーが出ます。エラーとしては次の通りです。

外壁塗装などの一般の塗料を使用すると、すぐに塗膜にフクレが発生し破れ、はがれてきます。船用FRP塗料を使用すると長持ちしますが、船用FRP塗料は自己剥離型の塗料で、水中で塗料が少しずつはがれて汚れの付着を減らすという特質を持たせているため、これを一般の浴槽で使用すると、塗料に含まれる重金属など体に害を与える成分が溶けだしてしまい大変危険です。たまにこの塗料を使って浴槽を塗装する業者がいますが、犯罪と呼んでも良い位です。信じ難いことです。

このよな浴槽塗装専用塗料以外の塗料を使う業者はに共通することは、施工料金が安い、ということです。さらに施工期間も1日または1日半程度です。逆の言い方をすれば安く早く施工するために専門外の安い塗料を使うということです。これらの専門外の塗料はホームセンターで安く購入できます。

*外壁塗料や船用塗料 4L  4,000円前後
*浴槽専用塗料 4L  30,000円前後

これだけ価格の差があります。しかもこれは上塗り塗料であり、下塗り塗料も浴槽塗装作業では必要になります。安い業者は勿論上塗りだけで、下塗りは行いません。

■浴槽塗装の工程

浴槽塗装といっても単に塗料を塗るだけの作業ではありません。適切な工程を踏んでいかないときれいに仕上がらないばかりか、塗料が密着せずはがれてしまいます。浴槽塗装の工程をご覧ください。

1)浴槽塗装の下地処理

どのような塗装でも本塗りする前に下地を整えることが必要です。特に浴槽は40℃前後のお湯が常時使用される場所ですから、この下地処理が塗料の密着を強固なものにするために最も重要な作業となります。先ずは表面研磨です。足付けとも呼ばれています。粗めのサンディングペーパーまたはディスクにて浴槽の表面をサンディングします。表面の光沢がすっかり失くなる状態まで行います。ホーロー浴槽は表面が硬いので薬品を使用してホーロー質を壊します。これをエッチングと呼びます。

2)浴槽塗装における補修作業

ひび割れがあったりサビが出たりしている場合は適切な補修が必要となります。サビは削り取り、サビ止め剤を塗布後、パテ処理を行います。ひび割れは小さいものであればパテ埋めで処理しますが、大きな割れはライニング処理が必要です。ライニングとはポリエステル樹脂をガラス繊維に含浸させ固める方法で、面として広い範囲で補修する方法です。

3)周辺養生

足付けや補修が終了したら、浴槽をよく洗浄して水気を拭き取り、ヒートガン等を使い完全に乾かします。この時、追い炊き口から内部配管に残った水が出てきますから、ブロアを使って吹き飛ばします。また、浴槽周囲にはコーキングシールが施工されていますが、経年劣化している場合も多く、このような劣化しているコーキング個所はカッターナイフなどを使用して取り除きます。こうして乾燥作業が完了したら浴槽以外をマスカーで養生します。洗い場床面、壁面、天井等に塗装ミストが付着しないように確実に養生します。

4)強制排気ファン設置

吹付け塗装時に塗装ミストが発生します。これを室外に強制排気するために局所用の排気ファンを設置します。ビニールダクトを接続し戸外まで排出します。

浴槽塗装吹き付け作業

5)吹付け浴槽塗装作業

ここまで準備が整ったらいよいよ吹付け塗装です。浴槽塗装には、
1.下塗り
2.上塗り
が必須です。FRP浴槽は塗料の密着が良いので下塗りを行わない業者も多いのですが、推奨しません。下塗りは上塗りの密着を促進させるとともに、塗装の仕上がりも左右する重要なファクターなのです。当社では手を抜かずに下塗りは必ず実施します。

6)浴槽塗装の仕上げ処理

下塗り、上塗りの塗装が完了し塗膜が乾くと仕上げの処理を行います。住宅現場での塗装作業ですから、必ず塗装時のミストや細かな埃が塗膜に付着します。これをきれいに磨いて肌触りの良い状態に仕上げます。#400位の耐水ペーパーで塗膜にまとわりついたブツを取ります。次に#800で丁寧に全体を磨きます。次いで#1000、#2000、#4000と磨き上げていき、仕上げ用コンパウンドを使ってバフ研磨を行います。従来の業者はここで完了となりますが、当社ではさらにSGハードコート剤による防汚クリア塗装を実施します。この最後のクリア層が塗装膜のダメージを軽減し、より長期にわたり保護します。

SGコート剤は食品衛生法規格基準に適合する安全な仕上げコート剤です。安心してご利用いただけます。

※SGハードコート剤:食品衛生法規格基準適合証明書
食品衛生法規格基準適合証明書

※SGハードコート剤:主な試験データ
SGハードコート剤各種データ

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■ハイレジ浴槽塗装

ハイレジ浴槽塗装(強力耐水塗料システム:Highly water resistant paint system)とは、貯水タンク内部の保護に使用される特殊塗料を浴槽下塗り塗料専用に当社独自に改良したものです。硬化乾燥後は水分によるふくれ、クラックの発生がほとんど生じません。強い密着性と安定性が上塗り塗料の性能を最大限に引き出します。

●浴槽塗装の塗装色
2017年8月1日現在、当社標準色で11色の塗装色をご用意しています。最も使用される頻度の高い色合いなのでこちらからお好きなものを選んでいただけます。

浴槽塗装色見本

また、標準色以外にも日本塗料工業会の色番号をご指定いただければご用意いたします。

■ハイレジ浴槽塗装施工例

●ホーロー浴槽塗装例

(1)浴槽側面が裏側の鉄板が錆び、そのサビの影響で表面のホーロー質を破壊して穴があいてしまったホーロー浴槽です。ホーロー浴槽で一番気を付けなければならないのが浴槽を支える裏側の鉄板の錆です。最初は小さなスジ状のワレが発生してきます。この段階で適切な処理をしないと、下の写真のように広がり穴が開いてしまいます。

ホーロー浴槽補修塗装例

(2)こちらは大きなワレやダメージはありませんが、色合いが昔の黒で汚れが目立ち以前の使用感がたっぷりと残っているとのことから、新しいオーナー様がいわゆるお色直しされたホーロー浴槽塗装例です。
ホーロー浴槽塗装例

(3)手で触るとザラザラがひどく、まるでやすりのような状態になっていたホーロー浴槽です。ホーロー質は非常に硬いため通常の表面研磨では歯が立ちません。工業用ダイヤモンドディスクで全体を丁寧にみがきザラツキをなくして滑らかな状態にします。このダイヤモンド研磨後、浴槽塗装の工程に入ります。

●人工大理石浴槽塗装例

(1)人工大理石浴槽に最も多いダメージが下の写真のような無数のフクレです。最初は小さな水玉模様の様に現れてきます。徐々にふくれてきて大きくなってきます。これは水分が人工大理石の内部に入り込み酸化して素材をダメにする現象です。やがてフクレは破裂して肌に突き刺さるかのようにガチガチとなります。表面をサンディングして破裂した箇所はパテ埋めします。全体的にポリエステル樹脂を吹き付けて下地を整えたのち塗装を行い仕上げます。
人工大理石浴槽の補修塗装(2)人工大理石浴槽には著しく変色する素材のものがあります。喫水線を境に白っぽく変色してきます。このように変色した浴槽も再生塗装できれいに蘇ります。
人工大理石浴槽塗装例

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【浴槽塗装で注意する点】

浴槽塗装で使用する塗料の個所で、浴槽塗装では専用の塗料が必須であることをご説明しましたが、ここからは一般的な浴槽塗装後の注意点をご案内します。浴槽塗装は言うまでもなく劣化した浴槽を吹き付け塗装によってきれいに回復するリペア工法です。表面は塗膜で覆われますので塗装膜の取り扱いには注意が必要です。

  1. 長期間のお湯溜めに注意
    浴槽の使用中は40℃前後のお湯が入っていますので塗装膜は伸張します。お湯が無い時は縮んで元に戻り乾燥します。この伸びる、縮むを繰り返します。長時間、長期間お湯を抜かずに浴槽に溜めていると塗膜が伸びたままとなり、分子レベルで水蒸気が塗膜の内側に入り込みやすい環境となります。いったん、水蒸気(水分)が内側に入ってしまうと徐々に水分により膨らみが発生します。最初は小さなふくらみですが、だんだんと大きくなりそのうち亀裂が入り破裂します。破裂した箇所からさらにお湯が入り込み、塗膜の密着を壊してしまいます。お湯が入る浴槽の場合は、塗装膜の乾燥も大変重要な事柄です。お風呂を使ったらまめにお湯を抜き、塗装膜の乾燥を促すことが最重要事項と言っても過言ではありません。
  2. キズに注意
    シャワーヘッドやボディソープの入った瓶などの硬い物が当たると塗装膜が傷つきます。そのキズから水分が内部に染み込み塗装膜の剥がれにつながります。これは研磨剤入りのナイロンタワシなどを使用してお掃除しても同様なダメージにつながりますので注意してください。
  3. お掃除は柔らかいナイロンスポンジを使用
    浴室用の洗剤を使用し柔らかいナイロンスポンジに洗剤を泡立ててお掃除してください。研磨剤入りのものやタワシ類など硬い物は使用しないでください。カビ取り剤を使用することは問題ありませんが、長時間吹き付けて放置すると塗装膜にダメージを与えますので注意してください。
  4. 追い炊きに注意
    追い炊き機能付きの浴槽の場合、前夜に使用したお風呂を追い炊き機能を使って再び沸かし直して使う方もいらっしゃると思いますが、これは止めてください。喫水面(湯面上部)が部分的に高温となり塗装膜を傷めます。元々、追い炊き機能は入浴中に使用する機能です。変色の原因ともなりますので注意願います。
  5. 錆に注意
    特にホーロー浴槽の場合、サビに注意する必要があります。ホーロー浴槽には鋳物ホーローと鉄板ホーローの2種類の浴槽があります。どちらもホーロー層を支える下地に鉄板が使用されています。長年の使用でタイル目地やコーキングの劣化により水が裏側に回り込み鉄板に錆びが生じることがあります。ご存知の通りサビは放っておくとどんどん広がり鉄板がボロボロになるだけでなく表面の硬いホーロー層まで破壊してしまいます。最初は細い髪の毛のようなスジ状のクラックが発生してきます。徐々にクラックが広がりまた、ホーロー質も剥がれてやがてサビの赤色が出てくるようになります。そのまま使い続けるとサビの浸食により浴槽に穴が開いてしまいます。サビの補修は錆の進行が進めば進むほど難しくなりますので、初期の段階で処理する必要があります。まだちょっとだから大丈夫、と思っているとあっという間に修復不能の段階にまで行くこともあります。ホーロー浴槽は錆の兆候が出たらすぐに補修塗装をすることをお勧めします。

これらの事柄は特に注意が必要な事です。塗装膜の特徴をよく理解しより長く気持ちよく浴槽塗装を長持ちさせてください。


浴槽塗装の詳細は専門のウェブサイトをご用意しています。ぜひご覧ください。

⇒ ハイレジ浴槽塗装詳細